Pupukea-Paumalu(ハワイ日記)

ビーチマネー事務局長である僕の古くからの友人に、ハワイのオアフ島在住で、パタゴニアハレイワストアのサブマネージャーを務める友人がいます。

それが、tomoです。

彼と出会ったのは、もう10年以上も前のことです。

出会った場所はハワイ島のパホアというヒッピータウン。

そこのファーマーズマーケットでファームボランティア先のホストと一緒に出店をしていると、tomoが声を掛けてくれて、「サーフィンをしたい!」ということで、パホアの町から車で15分ほど下ったところにあるポホイキビーチというリーフブレイクの場所で、彼にサーフィンの手ほどきをしたのが、仲良くなったキッカケでした。

それから、彼が日本の鎌倉で暮らしたり、奥さんの故郷であるシアトルで仕事をしたりなどして、今は彼の念願の夢が叶い、ハワイのオアフ島で家族3人でハッピーに暮らしています。

僕は、このビーチマネーのFacebookやワードプレスで、彼のハワイでの日常を彼の得意な写真と共に届けて欲しいと依頼しました。そして、彼の発信で、ビーチマネーをぜひともハワイで広めて欲しいと願ったのです。

目指すは、ジャック・ジョンソンもビーチマネーの仲間入りをしてもらうことです^^。

今、水面下でビーチマネー公式サイトの英語版を準備していて、このワードプレスやFacebookの記事も彼の協力の下、英訳掲載していくことも考えています。

それでは、そんなtomoのハワイ日記Vol.1を皆様にお届けします。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

意外と思われるかもしれませんが、ノースに住み始めて、よく聴くようになったのは、ジャックジョンソンではなく、イズラエル•カマカヴィヴォオレでもなく、サザンオールスターズでした。

数々のサーフブレイクを見下ろすように連なるププケア•パウマルと呼ばれる丘が、以前、鎌倉に住んでいた頃の七里ケ浜の風景と重なるからかもしれません。

丘の上には、松林が延々と続いていて、幾重にも積み重なった枯れ葉の上を歩くときの雲のような感触は、日常を忘れさせます。

20150417

ある日、ほとんど手つかずの自然が残るこの丘も、実は大規模な開発の危機に迫られたことがあると同僚から聞かされました。当時、土地を所有していたのは、日本の大手建設会社、大林組。自然を残すために土地を買い戻そうと地元住民は一致団結します。

やがては連邦政府やハワイ州、クイックシルバーやパタゴニアなどの民間支援者をも巻き込んで、多額の寄付が集まりました。

この土地で育ったジャック•ジョンソンもボランティアでこの活動に参加しています。

当然、他にもこの土地を買いたいという企業は、あったと思います。でも、幾重に渡る交渉の末、選ばれたのは、より情熱を持って、裏山の自然を守ろうとする地元住民達でした。

彼らを選んだ大林組の心意気にも、グッと来ますよね。

現在、ププケア•パウマルは公共自然区域として、ノースに住む人たちの裏山であり続けています。冬場には、大波に集うサーファーや鯨の群れを見渡せる絶好のスポットでもあり、我が家の息子や愛犬にも大人気。

明日は日曜日。晴れたら、また登ってきます。車中は当然ジャック•ジョンソンです。

Leave a Reply

サブコンテンツ

この記事の関連記事はこちら

Back to top