うみのわvol.2のトークショー&洗剤のおもしろ実験講座!
さて、14時半~16時20分まで、熊澤酒造内のヴルストカフェ地下で実施した「トークショー」と「洗剤のおもしろ実験講座」のレポートです。
会場は40~50名ほどが入ることのできるとっても素敵な空間で、大きな写真が贅沢に飾られていて、部屋の後側にはアンティークなオモチャが棚に入ってキレイにディスプレイされていました。
そんな素敵な空間で、まずは、「がんこ本舗代表のきむちん×ビーチマネー事務局長の僕×熊澤酒造の熊澤社長」の3人によるトークショーが始まりました。
3人の簡単な自己紹介に続いて、「うみのわvol.1」でアイデアを発表したMy Little Pocket(通称:マイポケ)のお披露目からスタート。
マイポケを制作した理由、目的、用途などをお話しし、参加者30名ほどの方に配布させていただきました。その後、会場にいたお客様数名にから「切れ込み口が入っているので、ついついそこを切ってしまいたくなる」、「中がアルミで加工されているので丈夫で良さそう」、「可愛い!」などの意見をもらいました。
次回のマイポケの制作費のカンパを「10円以上のお気持ちをいただければと思います」と会場でお伝えしたところ、約30名の皆さんから6,540円もの募金をいただきました。大切に大切に使わせていただきます。
そして、今回、世界初公開になる次なるアイデアを発表しました。
その前に・・・
ビーチマネーの活動は、今年の2016年で10周年を迎えましたが、今までは海の漂着ゴミをひたすら拾うということをやってきました。そして、マイポケが完成したことで、海に流れ着く前の街のゴミの回収やゴミを家まで持ち帰るということをやっていこうと活動の領域を広げつつ、売り上げの一部をビーチマネーの活動費として活用させてもらっています洗濯用洗剤All things in Natureを普及させることで家庭用排水からキレイにする提案もずっと続けています。
簡単に説明すると、それが今までの活動内容です。
そして、当日、お披露目したのは、
『食べ終わった後の食器に付いた油をできるだけ排水溝に流さない方法』
です。
よくレストランなどに紙ナプキンがあります。
この紙ナプキンをわざわざ購入するのではなく、「新聞紙を再利用しよう!」という方法です。
この新聞紙ナプキンの詳しい作り方や使い方は、また別の機会にブログやFacebook等でも説明しますが、1枚の新聞紙から8枚の新聞紙ナプキンができます。慣れてくれば、定規などを使って30分で100枚ほどできます。
熊澤社長がランチに食べ終えたカレーのお皿を使って、やり方などを説明しました。
要は、家族に1つ、レストランの各テーブルに1つ、この新聞紙ナプキンを作り置きしてもらい、家族皆や友達同士で新聞紙ナプキンを使って、油ものをキレイに拭きとって欲しいという提案です。
それにより、食器洗いをする際に、排水溝から油がほとんど流れないことになりますし、水も洗剤も節約できますし、お母さんの洗い物もうんと楽になります。
新聞紙の種類も色々あると楽しいです。
日経新聞や朝日新聞などの定番の新聞から、スポーツ関連の新聞、ローカル新聞なども。好きな写真が正面にくるように折ったり、マジックなどで「当たり!」などを付けても楽しいかもしれません。
そうしたら、何と、この話をした数日後に「子供達は何も言わず新聞紙ナプキン作ってました。我が家も地球に優しい活動します」とか「娘作の新聞紙ナプキン!」などというメッセージと共に素敵な写真が届きました。
子供たちは本当に素直で、すぐに行動に移すことができるので、本当に素晴らしいですね!
そして、トークショーが終わってからは、洗濯用洗剤All things in Natureの開発者であるきむちんによる、洗剤のおもしろ実験講座。
トークショーですっかり仲良しになった約30名で、ほのぼのとしたアットホームの中、お皿にマジックで絵や文字を描き、それを消しゴムで消したり、今度は水を使って消しゴムで消したり、そこに過炭酸ナトリウムやクエン酸を加えたり、口紅を一般的に市販されている洗剤ときむちんが開発した洗剤で落ち方の違いを比較したりなど、ま~目から鱗の実験内容と実験結果に皆、ビックリ!
洗剤屋さんなのに、洗剤を減らす方法を伝えてしまうなんて、きむちんくらいしかできないでしょうね・・・^^。
きむちんも熊澤社長も、僕の無茶振りの質問にもさら~っと答えてくださり、本当にありがとうございました。
「うみのわ」というイベントは、ビーチグラスの展示や紹介だけではなく、海や街や家庭でのゴミの減らし方、洗剤の賢い使い方など、『大好きな海を守るために、暮らしの中で誰でも簡単にできる方法を面白可笑しく伝えるイベント』なのです。
それが会場にいる皆さんにはしっかりと伝わったと思います。