金魚と流水のビーチグラスと判明!
先日、うみのわvol.3の会場で開催されました第9回ビーチグラスコンテストですが、第8回ビーチグラスコンテスト優勝者のTさんより、優勝ビーチグラスについての確かな情報を送っていただきました。
Tさんによれば、小学生のキッズが持参してくれたこのビーチグラス(写真左側)は、江戸時代に作られたもので中のものは上り龍ではないことが分かりました。
正しくは、瓢箪型の中に入っている朱色のものが”金魚”で、螺旋状に入っている青いものは”流水”ということが判明しました。
原型を拡大したものがこちら(ネットより拝借)。
また、このガラスがつくられた時代は戦前で、その用途は根付(ねつけ)ということです。
※根付:着物を日常的に着ていた時代、お金を入れるための巾着やたばこ入れや水戸黄門でおなじみの印籠(いんろう)などを帯から提げて持ち歩きましたが、それらの提げ物(さげもの)が落ちないように、紐で留め具に結び付けて着用した留め具のこと
もうここまで来ると、ただのキレイなビーチグラス(シーグラス)という域を超えて、骨董の世界ですね。
ただのビーチグラスですが、実に奥が深いです・・・。